神宮前オフィス|キャットストリート沿い居抜き空間
EDIT
>>LOCATION
表参道からRalph Laurenの脇を走るキャットストリートの原宿サイド。表参道を境にキャットストリートの北側ということで、ノースキャットとも呼ばれるこの通りは、様々なショップが軒を連ね賑わいのある場所。そんな中でありながら、周辺は低層の建物が多く、広々とした空も広がり、のんびりとした雰囲気が感じられることもこのエリアの魅力と言えるだろう。そんなエリアを象徴する様な壁面を緑化した穏やかな印象のRalph Laurenの建物のすぐ脇。現在は、ロイヤルブルーのファサードがインパクト大のこの建物を見つけた。
>>SPACE
元BOOKMARCというとよりイメージをしやすい人もいるのではないだろうか。現在は1F部分でPARISのサッカークラブ「パリサンジェルマン」のアパレルショップが営業中で、建物1棟丸ごとサンジェルマンカラーという装いが目を惹いている。
募集の2F,3F区画は、それぞれ30坪弱のほぼ正方形という整った形状。床も壁も天井も気持ちいいくらいの素地の良いコンクリートで、内装に手を加えず、インテリアでアレンジするだけでも、雰囲気良く成立してしまいそうなほどだった。そして、この空間の最大の特徴は前面のキャットストリートに向けての全開放できる点。現在は一部ロイヤルブルーのファサードに覆われているが、このファサードは撤去予定のため、目の前が開け、視認性も高まるし、キャットストリートを見下ろす優越感も同時に味わえる。さらに、ちょうど目の前にあるRalph Laurenの建物の雰囲気もあって、ここはPARIS!?と錯覚してしまう様な気分にもなってしまう。立地と空間の良さに加え、そんな世界観も楽しめるなんて、なかなかニクいと思える空間だった。
>>HOW TO USE
こんなにも贅沢すぎる立地と世界観を体感できる空間で、人生で一度は働いてみたいと思うのは自分だけではないだろう。もちろん立地故の少々割高さはあるものの、比較的コンパクトな面積のため、とても手が届かない、、という物件ではない。それならば、この憧れの様な空間をゲットするためにどうするかということを考えてみたくなる。
想定は、それほど多くの人数が働けるわけではないので、気心の知れた仲間でありながら、しっかりと仕事にも集中できるような少数精鋭のメンバー。内装も現状のクールな印象の空間を活かしつつ、設置する家具、インテリアや程よい余白を設け居心地の良さを重視。時代には逆行してしまうが、24時間遊ぶ様に働くスタイルというのもイメージがつく。それぞれの役割を十分に理解していて、大人な自由を満喫しながらも、しっかりとこなす。荒波に揉まれたり、いかなる風が吹こうがブレない、そんな芯を持った、言うなれば働くことのプロといったところだろうか。
そんな風にこの環境と空間で働き続けるために考え、メンバーが責任を持って実行していく。いつか振り返った時に、あの時の時間が一番濃くて、最高だったと思えるくらい、満喫しながら最大限利用してみて頂きたい。
EDITOR’S EYE
今回はまだ利用中だったため、3F区画の写真はないが、3Fはトップライトが2箇所あり、より一層気持ちの良い室内になっている。さらには、共用の屋上スペースもあったりと、この場所で普段見ることができないこの街の眺望も楽しむことができ、正直ニヤニヤしながら撮影していたかもしれない。