五反田オフィス|天井スケルトン仕様セットアップオフィス
EDIT
>>LOCATION
最寄りは不動前駅から徒歩3分。若干歩くがJR五反田駅も徒歩10分ほどで着く距離にあるこの建物。五反田駅といえば、ビジネス街と学生街が混在し、飲食店も多く活気ある印象の街。春には目黒川でお花見も出来たりと人気スポットもいくつかある。その目黒川を越え、山手通りを不動前の方面へ進むと、主張強めの檜に囲まれているこの大きなゲートのようなエントランスを見つけることができる。
>>SPACE
ゲートを潜った先の入口のロビーには、ジャンヌレのイージーチェアが用意され、鳥の囀りがBGMで流れている。まるでホテルのロビーかと思うような印象だ。さらにエレベーターに向かうと、ここにもゲートのような作りで上品にこちらを迎えてくれる。1989年に出来た建物だが、2022年に大規模なリニューアルされたおかげか、年月が経っている風貌が一切感じられず、後々気がつくまで築30年以上経っているとは思いもしなかった。
今回の募集区画である2Fへ足を踏み入れると、空間も期待は裏切らなかった。メインフロアは全体的に明るめのフローリングが広がり、天井もスケルトン仕様で、とても印象が良い。更にニクイ演出と思ったのは会議室。メインフロアの明るい印象とテイストが反転して黒色ベースでシックに纏められている。この空間をガラスで仕切られているところから、対照的なコントラストも良い感じに見えた。ガラスでフリーな感じもスペシャル感を感じさせる。おまけに、会議室の反対側から見下ろせるエントランスは、ホールの特別席のようにも感じ、最後までテンションを下げさせない素敵な空間だった。
>>WORKSTYLE
まず、何よりも物件としての完成度が高い。もちろん来客時の印象も良さそうだし、ここで働く自分達も間違いなくモチベーションは上がるだろう。だが、こんなにも完成度が高いからこそ油断は禁物。まずはオフィスの家具にもいい感じの物で取り揃え、かっこいい空間で働く士気、モチベーションを更に上げる。そうすることによって、この場で自分もこの空間に合うように、格好良く働きたくなるのではないか。空間のデザイン性だけでブランディングするのではなく、自分達の働き方自体も”さすが!”と思わせられるように背伸びをしてみる。そんな背伸びもいつの日かスタンダードな動きになり、さらに欲張って高みを目指す。そんな良いスパイラルに乗れそうな気すらした。
EDITOR’S EYE
建物名である「ヘリオス」はギリシア語で、太陽を意味する。さらにギリシア神話で言うと太陽の神らしく本当は「へーリオス」と言うんだとか。日本語では長母音を省略してヘリオスとも表記するそう。この名前から神々しさを感じられるが、そんな話を知ってしまうとこの大きな桧のエントランスもそのインパクトから、ある種の神々しさを感じられるかも。通りすがりの人たちも思わず立ち止まって写真を撮るほどだったので、神々しさは感じずとも、印象深いことは間違いない。