神宮前オフィス|原宿駅近 テラス付1棟ビル
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LOCATION
さまざまなカルチャーやトレンドを生み出し続けている原宿エリア。2025年9月の原宿クエストの開業によって、また新たなカルチャースポットも誕生し、より賑わいを見せている。その原宿クエストの脇に設けられたパサージュから一本裏手へ抜けると、先ほどの表参道の賑わいからは、意外なほどの落ち着きを感じられる場所になる。ラフォーレ原宿の裏口へ向かうこの路地沿いは、どの建物もセットバックして立っていて、なんだか優雅な印象。そんな路地にある「SHIMA原宿」の向かいに、シンプルなハコのようなこの建物を見つけた。
SPACE
建物と建物の間に共用の中庭を設けた2棟の建物。贅沢に感じるレベルの余白のある敷地使いや、そこに設けられた鉄柵、そして建物の佇まいからは、どこかラグジュアリーな雰囲気すら漂っていた。
今回ご紹介するのは、2棟のうちの小ぶりな方の1棟。その室内は、B1Fから2Fまで、長方形の間取りが積み重なった様な潔いほどシンプルな構成。さらには、各フロアに共通する凹凸の少ない白い壁や天井がより一層スッキリとした空間に感じさせていた。その中でも、印象的なのは1F区画。外の敷地から石畳の様な床が続き、中庭に面して一面がガラス張り。一段の段差はあるものの、視線は外へと広がり、中庭との一体感が感じられる気持ちの良い空間だ。B1Fは3.5mと高い天井にパーケットフローリングの床のホールのようなスペース。2Fはガラス張りで抜け感があるフローリングの空間。それぞれフロアごとに異なるさりげない特徴があることで、シンプルでものっぺりしすぎず、どこか凛とした良い空気感を感じられる魅力高い空間だった。
WORKSTYLE
原宿という多種多様なカルチャーや流行が生まれる特異なエリア。そんな場所にあって、洗練された印象すら感じられるこの空間と建物であれば、ガチャガチャと装飾するのはきっと似合わないだろう。何もない今の状態だからこそ、むしろ魅力的に感じられる。だからこそ、その惹きつけられる印象を残したまま、空間の「余白」を大事にインテリアをレイアウトしていくのが良さそうだ。デザイナーズ家具でもヴィンテージ家具でも、空間の凛とした佇まいに合わせてチョイスする。一つ一つの家具にこだわることで、必要以上に空間を埋めず、それを際立たせたくなるはず。そんな風に空間に余白がしっかりあれば、ちょっとしたインスタレーションスペースなど、遊び心のある場所も設けられ、働く上での余裕すら生まれるかもしれない。
たくさんの要素が溢れる原宿エリアだからこそ、いつでも新しいモノゴトをキャッチできる。それにはきっと、空間にも気持ちにも「余白」が大事だと思った。
EDITOR’S EYE
なかなか原宿駅近ということが想像しにくいくらいの余裕のある敷地と穏やかな空気感なので、働くことにもしっかり集中できそうだろう。事務所に併設して一部店舗やショールームまでは相談できるため、じっくりお客さんと向き合える場所としてもなかなか魅力的ではないだろうか。