自由が丘SOHO | デザイナーズメゾネット空間

>>LOCATION
西のおしゃれ番長、自由が丘。ショップやカフェなどが多く点在し、週末ともなればショッピングに多くの人が集まる。路面沿いの店はどれもオープンな感じで、うまく街とも溶け合い、それがこの自由が丘らしい面白みある雰囲気を作り出しているのだろう。この建物は、そんな自由が丘駅から5分ほど。人気のショップが立ち並ぶ中心エリア内の、一本路地を入った突き当たりにしっとりと立っていた。

>>SPACE
今どきのデザインで、明るく、とても爽やかな印象の建物。戸建てのようにも見えるが、実はアパートメントタイプで、この区画の他に、建物後方には小さな複数の部屋もある。
今回ご紹介するのは、そんな建物の顔とも言える手前の区画。先にネタバレさせると、1Fの大きなガラス戸はスライド式になっており、完全に開け放つことができるのだ。するとさっきまではただのリビングのような場所も、急に外と繋がる不思議なスペースに変化し、正面の駐車スペースを巻き込んで、中なのか外なのかわからない、大きく曖昧な空間がそこに生まれる。これはかなりインパクトある作りで、出だしからいい感じにテンションを引き上げられた面白い仕掛けだった。
こんなネタが先行してしまったが、室内は1F-2Fのメゾネット仕様。合計180m2ほどと、なかなかの大型空間だ。1Fにはこのスペースと、本来の玄関スペース。そこから上がった2Fには、メインのLDKや個室、ウォークインクローゼットや水回りなどがしっかり備わっている。募集面積には含まれていないが、さらに階段を上ると、もはや勝ち組溢れる贅沢なジャクジーが現れ、外には屋上スペースまで。そこからの眺めもよく、ゆっくりジャグジーを堪能したあと、外でその熱を冷ましながらビールなんて最高そうだ。快適さだけではなく、面白みを兼ね備えた、魅力的なSOHO空間だった。

>>WORKSTYLE
オープンな人間には人も集まってきやすい。そんな事をよく実感するシーンがあるが、この開放的すぎる1Fを使って、同じような状況を作りだせないだろうか。メインの作業場は2Fにきっちり整えつつ、1Fはオープンスペースとして自由に遊ばせてしまう。晴れた日や気候の気持ちがいい季節は、この窓をおもいっきり全開し、光や風を感じながら、ほのぼのと働く。たまには近所の方や友人がふらっと遊びに来るだろう。その際は気持ちよく招き入れ、このキッチンでコーヒーやおもてなしの一品でも作って、ゆっくりと雑談でも楽しめたらいいと思う。そうしていく事で、マンネリ化しがちな日常業務も、ここでは常に新しく楽しい変化を感じながら、日々仕事にも励むことができるじゃないか。これまでは内に秘めたものも、ここではおもいっきり解き放ってみることで、きっと素敵な出会いもたくさん舞い込んでくるはずだ！

このサイズ感のSOHO物件は珍しくないが、このデザイン性やクリア感、隠しネタまで秘めた物件は珍しい。それがまた自由が丘の中心的なエリア内にあり、駐車スペースも付いて、アクセス面も揃っているのはかなり好条件が整っているんじゃないだろうか。これは急いだ方がいい物件だ。