外苑前オフィス｜ワンルームSOHO空間

>>LOCATION
外苑前駅と青山一丁目駅に挟まれる南青山2丁目エリア。青山通りから少し入っただけで、車通りは少なくなり、落ち着いた住宅街が広がるエリアになっていることは意外と知られていないだろう。そんな落ち着いた雰囲気を楽しめる様な隠れ家的な飲食店も点在し、実は歩いてみると結構楽しいエリア。
青山霊園方面へ進むほど住宅街の濃さは増していくが、ビジネス街の名残もまだ感じられるくらいの位置に、静かに佇むこのマンションを見つけた。

>>SPACE
レトロな雰囲気を放つタイル張りの低層マンション。この物件は頑固そうな見た目とは裏腹になかなかの柔軟性を持ち併せていた。
室内は空きが出た区画から順にフルリノベーションを行い、じわじわと新しい姿に生まれ変わっていく。今回募集の203号室も共用部のレトロさを抜けて室内へと入ると、入り口付近にまとめられた水まわりの設備は一新されていて、清潔感もあっていい感じ。メインスペースは、天井が不揃いなスケルトンをベースにライティングレール、床の無垢フローリングと、少々無骨さが感じられる仕様になっている。それに加えて、現状控えめな数のスポットライトのオレンジ色の光が、質感重視のこの空間を少し怪しげな雰囲気に仕上げてくれていた。

>> WORKSTYLE
建物外観からは想像がつきにくい雰囲気の空間へと徐々に生まれ変わっているこの物件。室内に入った時に感じる驚きと新鮮さを体感してもらいたくて、打合せはつい来社を促したくなりそうだ。ワンルームで水まわり以外は区切られていないため、敢えて空間を仕切らず、ソファなどを置いてラウンジ風のスペースを設け、来客やミーティングに利用するのが良いだろう。現状は少し怪しげな雰囲気も感じられる空間だが、日中の陽当たりは良好。昼間は窓際で健やかに働きつつ、日が沈む頃に照明を少し落として怪しさアップで集中してみても良いだろう。
建物としても空間としても二面性を持った様なこの物件。1つの物件でありながら2度美味しい、そんなお得間のある空間で働けば、働く時間も2倍楽しめそうだ。

元々住居だったこのマンション。室内にはシャワーブースも設置されていて、オフィスでありながら時にはシャワーを浴びてリフレッシュできる。こんなところにもこの物件の二面性が垣間見られた。