赤坂オフィス｜檜公園側 SOHO空間

乃木坂、六本木、赤坂、いずれの駅からも徒歩10分以内、ミッドタウン裏の檜町公園からすぐ。六本木方面からのアプローチでは公園沿いを歩きながら、風と四季の移ろいを感じながらの爽やかな通勤が可能だろう。檜坂を下りきった場所から一方通行の坂を登った先、ひっそりと佇むツートンの配色が特徴的な建物。その内部には、時間の流れが止まったかの様に静かな空間が眠っていた。

建物は1F・半地下フロアからなる5LDKのメゾネット。玄関を開けてすぐの階段を降りると一直線に並んだ開放的なLDKが現れる。仕切りを開け放つと45帖程の広さを持つ空間となり、地下独特の静けさとひんやりとした空気は感じつつも、視線の抜ける窓もあるので閉塞感は感じないだろう。1Fには個別に分けられた大小の空間が5つあり、その室内はいずれも明るく、緑を眺める事も出来る健やかさが感じられる。元々が外国人仕様の住居という事もあって住まいとしてのグレードも高く、時には寝食忘れた作業にも遠慮なく没頭できるだろう。

現状では他の区画も住居利用となっているので、ここは少数精鋭制のスタッフで、この場所に住うかの様に働くシーンをイメージして頂けると良いだろう。住居としての快適性を感じながら、落ち着いた環境の半地下フロアで集中して働き、気分転換の際にはふらっと好き好きにすぐ近くの緑溢れる檜町公園に向かってみる。どことなく気品を感じるこの公園でのフィールドワークは、社内のコミュニケーションの潤滑油となり、頭と心をほぐし机の上では出てこない閃きを与えてくれるかもしれない。作業に合わせてその贅沢とも思えるロケーションを使い分ける事の出来る場所と考えてみれば、この物件の魅力は更に増してくるはずだ。ここで働く事ならではの「一粒で二度美味しい感」を存分に味わいながら、この環境を楽しんでもらいたい。

元々この周辺一体は江戸時代には大名の下屋敷、その後は陸軍駐屯地から防衛庁の庁舎として、実に400年以上もの間一般人の立入る事のない場所だったとの事。通常の住宅街では感じ得ない独特の雰囲気は、そんな歴史からもにじみ出るものなのだろう。たまにはそんな歴史に思いを馳せながら公園を散策してみるのも、またとない贅沢な時間となるだろう。