中野坂上オフィス | 2007年1棟リノベーション済みデザイン仕様ビル
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LOCATION
中野坂上から山手通りを渋谷方向へ進む。駅前の賑やかさを背にして、ロードサイドを道なりに進んでいくと、程なくして道の先にこの建物が見えてくる。10階建ての少し長身なこの建物。周辺も低層の建物が多いためか、遠くからもよく目立つ存在でもある。
SPACE
エントランス周辺は、質感のある錆加工を施した鉄板でできており、その見た目からも、普通のオフィスではないことが見て取れるこの建物。1992年築と、それほど古い建物ではなかったが、2007年に全面リノベーションをしたことで見た目も良く生まれ変わった。各部屋は開口部が広く、どの時間も陽が差し込むような空間で、部分的にむき出しになったコンクリートは、引き締まった濃いカーペットと対比して、より質感を感じることができる。その光を遮らないよう、居室内のエレベーター回りもガラス壁で柔らかく囲われていて、全体に陽がぼんやりと充満するように計画されている。また、トイレやキッチン等も空間の雰囲気を崩さぬように配置されているため、空間としては一旦完成形と言った状況だろう。各部屋はもちろん、元々倉庫であった地下、痛んだままであった屋上までを、その建物の長所を伸ばすべく工夫が施されたいいリノベーション物件だ。
WORKSTYLE
明るく天井をむき出しにしたゆったりとした空間は、デスクに座りながらも副都心が望る居心地の良い窓辺を持っている。正直、日々出入りのしやすい場所とは言えないが、たとえ日中オフィスにこもっていても、陽だまりの元で気持ちよく過ごさせてくれる空間ではあるだろう。新宿などのオフィス街から少し距離をとったこの空間は、他と離れた分だけ、社内のメンバーとの距離は縮まりそうな温かみのある空間だ。
EDITOR’S EYE
ちょっと躱したこの物件は、経済的なメリットと新宿まで自転車でも移動できる距離。駅からは一本道。そんなことでバランスをとっていただくとしっくりくるのではないだろうか。なかなかない居心地の良い作り込まれたオフィス空間。是非試していただきたい。