北青山オフィス | 最上階居抜き募集空間

>>LOCATION
外苑前駅から徒歩数分。青山通り1本裏手の通りを進んでいくと、表通りの賑やかさが嘘のように、静かでのんびりとしたエリアが現れる。そんな場所に建つ今回の建物は、公園を目の前にしたヴィンテージ感溢れるマンション。現状は都営住宅アパートが立ち並ぶ一帯だが、今後数年を目処に大規模なまちづくりプロジェクトが進行中。目の前には緑地や商業施設が新たに建築される計画があり、周辺のロケーションが一変する期待感も感じさせるという、変化の真っ只中にある。

>>SPACE
鮮やかなブルータイルが可愛いレトロなマンション。2019年の初めから少しずつリニューアル工事が進められていて、熟成された味わいのある表情をうまく今っぽくアレンジした、いい姿へと生まれ変わってきている。
ご紹介はこの最上階6Fにある角部屋。40㎡ほどの部屋がスタンダードなこの建物の中で、この区画だけ唯一100㎡を越えるという特別な空間。さらに今回は、現入居者が2021年に作ったばかりの内装を、そっくりそのまま引き継げるという居抜きでの募集となる。元々、3Mほどあるセミスケルトン仕様で、南に面していて日当たりも良く、窓先の眺望も今後の発展が期待でき、全体的に健やかな雰囲気が漂う空間。そんな抜群のポテンシャルを備えていた本来の空間をベースに、デザイン性高く、オフィス機能をうまく付け加えて作り込まれたのがこの空間だ。その空間の特徴の一つとも言える、贅沢に使われたガラスのパーテーション。その透明な壁によって、機能としてのエリアは分けつつも、全体的に空間が柔らかくつながっていて、歩くごとに空間がリズミカルに展開していくのが面白い。また、ポイントでネオン管が怪しげに光っていたり、アート作品が点在していたりと、遊び心をプラスして、働く時間を楽しんでいる様がよくうかがえる空間だった。

>>WORKSTYLE　
居抜き募集のリミットは2022年12月初旬ごろまで。それ以降は本来のセミスケルトンの空間に戻されてしまう予定だ。室内は現入居者の働き方に応じてカスタマイズしているので、この面積でデスクは8席分しかなかったり、窓を全て塞いだ大会議室があったりと、少々偏りのある作りだが、この空間をベースにまたアレンジを加え、オリジナルにカスタムするといいいのではないだろうか。また、オフィスだけでなく、ショールームやルール次第ではレンタルスタジオも相談可能というから選択肢も広い。オフィス兼用スタジオなんていうのも、個人的には結構イメージが付いていていいのではないかと思う。
今後、目の前の再開発の関係で、一時的に外が賑やかになるだろう。ただ、その期間を越えれば、未来的には緑の公園が眼下に広がる予定。日当たりも良く、さらに緑広がる少し先の未来も見据えて、今のうちからこの空間を陣取るのも悪くない計画に思える。日中は多くの光を浴びながら、気持ちよく仕事に没頭できそうなこの空間。そんな快適なオフィスでアイディアを日々沸かせ、さらに熟成させ深みを持たせて、キリッと味わい深い仕事をここから作り出していけるのではないだろうか。

現在の入居者は年毎に拡張を続けている、スピード感のある会社。そんな上り調子のいい会社の居抜きオフィスに入るというのも、どことなくツイていそうな気もする。立地良し。建物の雰囲気良し。最上階で、賃料設定も2.5万円代とそこまで高いわけでなく、かなりの資金を投じて作られたこの空間を居抜きで入れるなど、いい条件が揃っている募集だろう。正直、早い者勝ち感もあるので、気になった方は早めに挙手を！