赤坂オフィス｜テラス付リノベーションオフィス

>>LOCATION
場所は赤坂。赤坂駅を境に北側は、エンタメ性の強いTBSや赤坂サカスなどがあり、繁華街としても賑わいを見せる場所。対して南側は、住宅街としての落ち着いた雰囲気に加え、赤坂氷川神社やアメリカ大使館宿舎など大規模な敷地と緑を感じられ、穏やかな印象が心地よい。そんな南側エリア、「転坂」を折れた少々入り組んだ路地に、心機一転、外観からリニューアルして姿を変えたこの建物が立っていた。

>>SPACE
2022年5月にリニューアルを行なった建物。まだ新しい質感の残る室内は、2Fはセミスケルトンの天井に床がフローリング調。特に拘りが感じられるのは、天井部分。波形ルーバーや流れる砂をイメージしたクロスなど、流線型のフォルムが穏やかな時間を感じさせる空間になっていた。
3-4Fは元々住居仕様だった区画をリニューアルしたため、廊下があったりとスペース自体はそれぞれコンパクト。しかし、そんなコンパクトな印象を補って余りあるほどのビッグなおまけが潜んでいた。3F,4Fそれぞれに広めのテラススペースが備わっている。周りを建物に囲まれた場所ながらも、陽当たりは良く、室内の様に床がフローリングっぽく仕上げられていることで、空間が延長されたかの様なお得感を感じられた。

>>WORKSTYLE
赤坂の路地裏にあり、駅からの距離はそれほど離れていないが、比較的落ち着いた環境。内装も作り込まれて印象も良く、しっとりとした雰囲気の中、集中することもリラックスして働くこともできるだろう。さらに、そんな空間の奥には外からはその存在をひた隠しにした様なプライベート感満載のテラスまである。開け放たれた印象のテラスであるのにかかわらず、路地裏にある建物の空間の奥深くにあることで、周囲を気にせず、自由気ままに働くことを楽しめるのも事実。あまりにもこの空間が落ち着きすぎて、奥まったこの場所から離れられず、いっそここに住んでしまいたいという気持ちになる、そんな物件だった。

現在の入居者は3Fを執務スペース、4FはMTGスペースとして利用しているそうだ。テラスにソファやテーブルなどを置いて、ラフなミーティングやちょっとしたスタッフのリフレッシュスペースとしてもしっかり活用しているので、参考にしてみて欲しい。