目黒オフィス|開放的なメゾネット空間
EDIT
>>LOCATION
目黒駅から飲食店の立ち並ぶ権之助坂を下り、山手通りまでもう少し、というあたりで、ふと上を見上げると、特徴のある建物に気付くだろう。普通のオフィスビルかと思いきや、上層階のみRを描いたウィンドウのあるこの建物。建築当初よりスタジオビルとして利用されていた1棟は、現在もその名残を随所に感じさせつつ、この場所にあった。
>>SPACE
建物上層階の8F/9Fのメゾネットとなるこちらの空間。外観からもこのフロアが少々特徴のある作りだということがすぐわかる。元スタジオビルだけに、機材も楽々運べる様な大型エレベーターからフロアへダイレクトに入ると、吹き抜け一面のガラスウィンドウが迎えてくれた。入り口付近の天井がやや低いせいか、階段で上下をつないだ吹き抜け部分の開放感がより強調されているのだろう。この開放的な窓の下で青空を眺めながらであれば、室内を彩る植物はもちろん、そのアイデアもよく育つに違いない。天井の高い部分以外は全体的にコンパクトなフロア。レイアウト効率や音の伝わりなど、メゾネット故の現実的な問題も確かにあるが、適正な人数で余裕のある使い方が出来れば、入った瞬間からインパクトのある空間であることは間違いない。
>>WORKSTYLE
このオフィスでの窓際は特等席扱いだ。高い天井から植物を吊り下げてみたり、あえて低めのソファーを置いてみるのも良いだろう。晴れの日も雨の日も、日中も夜間も、シーンによって見え方の変わる空と室内を交互に眺めながら働く時間は、贅沢以外の何物でもない。オフィスに来ることがより楽しみになり、気を抜くとついつい長居してしまうのも致し方ないはずだ。集中する時、追い込む時は敢えてコンパクトな部分にこもり、頭を悩ませる時やブレスト時は、思う存分アイデアを浮かべられる窓際で。この空間で、高い上昇志向と先を見通せるような視野を持ちつつ、とことんクリエイティブでポジティブな窓際生活を満喫してみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
引渡し状況は現状となり何やら少し怪しげなバスルーム付き。仕切り壁などは一部撤去も可能となるので、レイアウトに応じて検討してほしい。
目黒駅の賑わいからも少し躱した立地で、空間のインパクトも抜群。エッジの効いた企業であれば、中々に貴重な出会いとなるはずだ。