千駄ヶ谷レジデンス|朝陽を感じる明るいリビング空間
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LOCATION
場所は千駄ヶ谷。東京オリンピックの際に建て替えられ、現在も様々なスポーツイベントを行なっている新国立競技場。その周辺には、新たに登場した都立明治公園によって、緑豊かな環境とカフェやおしゃれなショップなどがたくさんの人々を集め、賑わいを見せている。そんな国立競技場前の観音橋の交差点を鳩森神社方面へと進んで、路地を折れたところ。落ち着いた住宅街の中に、少々レトロな味わいを醸し出すこの建物を見つけた。
SPACE
外国人向けのレジデンスとして建てられたこの建物。ワンフロアには2区画のみという建物の中で、今回ご紹介するのは最上階区画。3LDKの間取りに2つのバスルーム、そしてトイレは3箇所となかなか贅沢な造りになっている。その室内は、玄関もフラットだったり、トイレが同室となったバスルームもしっかりとしたスペースが確保されていたりと、随所に外国人向けレジデンス仕様という名残を感じられるだろう。特にキッチンは、4口のガスコンロとパイも焼けそうなオーブンがあったり、ウッドの取手のレトロかわいさなど、アメリカのドラマにも出てきそうな雰囲気になっている。そんな水まわりを中央に置いた北側にはしっとりとした印象でゆっくり休めそうなカーペット床のベッドルームが3室。南東側のリビングは、一面の窓からの陽当たりと青い空、そして国立競技場まで、これでもかと堪能できる眺望が楽しめてしまう。そんな風に圧倒的な気持ち良さを感じるリビングで、家族団欒、満足度高く過ごせそうな空間だった。
LIFESTYLE & WORK
朝起きて、ベッドルームからリビングへ。リビングのカーテンを開けると、清々しいほどの朝陽と空。この空間のメインは、きっとそんな日常だろう。朝の時間を大切に過ごすことが、この空間を利用する上での、最重要課題とも言えるかもしれない。それならば、起床とともに、近くの明治公園へと散歩に出かけ、頭と身体をリフレッシュしながら今日一日のスケジュールをチェックする。散歩から戻ったら、気持ちの良い朝陽の元、朝食を摂ったり、まだ世の中が出社するかしないかという時間から仕事に向き合ってみるのも良いだろう。朝一番の時間は脳の働きの効率が最も良いと言われているが、この空間ならきっと自然に朝早く起きることが習慣になり、仕事でもクリエイティブな活動でも午前中の内に有意義に進められ、意外にも午前中に大体のやるべきことが終わってしまう。そして、午後はのんびり家族と過ごすなんてことも可能になるかも。
朝早くから活動することが、生活に良い循環を生み出し、自分の時間も家族の時間も今まで以上に輝いて感じられるだろう。そんな朝陽とともに、この空間で気持ち良く過ごして頂きたい。
EDITOR’S EYE
明治公園は店舗の営業時間や公園管理所が閉まってしまう時間はあるものの、閉園時間は特にないため、朝早くからも楽しめてしまうという点でも、この空間とのシナジーを感じてしまった。