南青山オフィス｜コスパ良しのリノベ空間

LOCATION
場所は南青山3丁目で、旧フロラシオンホテル前の細い通り。その跡地はただいま絶賛工事中のため、この通りのそこだけがポッカリと空白地。今は少々物寂しげな印象も受けるが、再開発の末、どのような街並みに変化するのかと期待が膨らむ。ご紹介する物件は、その跡地からキラー通り方面へ進むこと数分ほど。立派な佇まいをした青山迎賓館の真向かいに、アクセントに赤煉瓦をあしらった味のあるこの建物が立っている。

SPACE
募集となるのは、リノベーションが施され、会議室には家具が付いたハーフセットアップ仕様の4F区画。室内は床にフローリングシートが敷かれ、照明はダウンライトと通常オフィスと比較すれば綺麗に整った仕上がり具合。3面採光で陽当たりが良く、窓を開ければ風もスーッと抜け、時折向かいの迎賓館から、幸せオーラが舞い込むような絶妙な距離感と気の良さは間違いない。また、84㎡でありながら会議室とトイレ2箇所付きで中々ポイントが高い。このサイズ感で上記の条件を満たす物件を探すとなれば、レジデンスタイプのSOHO物件もあるが、キッチンやバスなど不要な設備も付いてくるという懸念点も。。それを踏まえると、この物件は機能性に優れていることがお分かりいただけるはずだ。
室内に足を踏み入れた瞬間から気の良さを体感でき、痒いところに手が届くといったような実に気の利いた空間だった。

HOW TO USE　
窓から差し込む陽の光と健やかな風。そして清潔で温かみのある室内の雰囲気は、五感を研ぎ澄まさずとも、十分気の良さを感じられるだろう。しかし、この物件をただ“気が良い”というだけでお勧めするつもりはもちろんない。この物件の魅力はなんといってもそのバランスの良さだろう。イイ感じの空間でありながら、何気に南青山アドレスで坪単価25,000円(税抜)とリーズナブル。さらに言えば、敷金礼金ゼロとイニシャルコストの面でのメリットはこれ以上ないほどに大きく、実に経済的。そのため、会社の大切な拠点の選定を気の良さだけでなく、経営的な視点からも判断がしやすいというバランスの良さがとても魅力なのだ。それゆえ、快適性と合理性どちらの側面からもしっかり満足。そんな清々しさもあってか、この空間ではなんだか気分さえも満たされ、気持ちよく業務を開始できる気がしてならない。

この空間の気の良さを目一杯活かすには、物を詰め込むのではなく、少しのゆとりを。窓を開放した際に、風が空間全域に行き届くようなくらいがちょうどいい気もする。