自由が丘SOHO｜中庭付き西洋風空間

>>LOCATION
お洒落な雑貨やカフェ、そしてスイーツが揃う街として女性の人気を獲得し続けている自由が丘。今回ご紹介の物件はそんな自由が丘駅からは徒歩で10分ほど。華やかな印象のある駅周辺から少し歩けば、住宅街へと移り変わり、意外にも長閑な印象に感じられるだろう。自由が丘駅の北側から緑ヶ丘方面へ進んだあたり、なかなか深めの住宅街の路地の奥に、この爽やかな白い建物が待っていた。

>>SPACE
アイアンの門扉を潜った先に大きく構える、雰囲気の良い玄関扉が特徴的な1F-B1Fのメゾネット区画。その室内はどこか日本らしくない、独自の世界観を貫くこだわりの空間だった。
1F室内は白いタイル床に格子状の窓、高さのあるアーチ天井に緑を感じる中庭と、これでもかというくらい西洋風に造り込まれている。天使が描かれた壁など、見た目のインパクトも十分ではあるが、それ以上に現地を訪れて感じたのはその居心地の良さ。1Fのどこにいても緑の溢れる中庭を感じられる中庭メインの造りで、吹き抜ける風もどこか爽やか。窓を開放すれば、室内と庭がひと繋がりになるため、春先や秋口には窓を開けっ放しで気持ち良く仕事をしている姿を想像し、ニヤニヤとしてしまっている自分に気づいた。
B1Fはテラコッタタイルの温かみのある空間が2つ。1Fのオープンな雰囲気に対して、B1Fは少々クローズドな空間のため、仕事に集中しやすい場所とも言えるだろう。
徹底した世界観と外界から切り離された様な空間にいると、ここが東京だということをすっかり忘れてしまいそうになる、そんな空間だった。

>>HOW TO USE
今回は季節的に偏ったテキストになることを事前にお詫びしておこう。というのも、この物件を訪れた日は8月の真夏日のとある日。駅からの距離もそこそこあり、外の暑さにヒーヒー言いながらこの物件に到着し、室内に入った途端、不思議な感覚に陥った。室内は空調をつけずとも意外と涼しく、窓を開ければ、吹き抜ける風も気持ち良い。まさにオアシス！と思えたこの物件は、さらにB1Fにシャワー室まで備わっている。駅から歩いて汗をかいた体にシャワーを浴び、身も心もさっぱりとしてから仕事に取り組むことができるだろう。プライベート感満載の中庭は緑も多く、周りを建物に囲まれているため、人目を気にせずリフレッシュすることもできる。もちろん夏に限らず、気持ちの良い気候の時期には窓を全開放し、存分にこの空間と中庭を楽しみながら働くこともできるはずだ。
室内でも中庭でも、快適に過ごせるオアシスの様なオフィス。この空間では心も体も自然とリフレッシュして仕事に取り組める気がした。

以前はウェディング系のフォトスタジオとして利用されていたというこの空間。今以上に緑豊かな中庭や、真っ白な空間はとても写真映えしていたに違いない。今回の利用についてもレンタル撮影スタジオも含めて相談可能とのことなので、そんなフォトスポットを併設した事務所なんてのも面白いかも。