神宮前オフィス|最上階SOHO空間
EDIT
ボロくとも日当たりが良く期待値が高かった空間は、そのポテンシャルを最大限に引き出され、健やかさすら感じる居心地の良い空間に生まれ変わっていた。
>COMPAMY
現在入居中の会社は、不動産業を軸としてデザイン性の高いオフィスの物件の提案や、表参道原宿エリアの地域メディアを運営する株式会社CityLights Tokyoだ。
>OFFICE CONCEPT
物件選定時の根本にあったものは居心地の良い物件。ふらっと友人や家族が立ち寄れるような気軽さがあり、オフィスの中で働くペースの強弱が作ることができるようなカジュアルさがある、謂わばリビングのようなオフィスを意識したという。
>CONSTRUCTION
そのコンセプトを実現さるために、行った工事は壁天井の全塗装、フローリングの表面を全て削りステイン塗料などで仕上げた。壁面にはアクセントなる古材を張り付けて仕上げたり、下部をグレーで仕上げることで、比較的重く感じてしまうオフィス家具が浮かないようにバランスを取ったという。日当たりがいいからこそ、ちょっと濃い目のテイストが重い印象にならない丁度いい感じが出来上がったのだろう。
他にも、レトロ感あるシルバー枠のサッシ枠部分の塗装、住宅感あった建具の交換なども行い、できるだけ室内から元々の生々しい住宅感を消したという徹底ぶりだ。
>INTERIOR
室内に入った時にまず感じたのは、良い匂いだった。居心地の良さを高めるために、匂いや、流れる音楽にも気をつけているという。そして、室内には群生しているかのように配置された植物や、本当にリビングにありそうなゆったりとしたソファなど、オフィスなのに気持ちを穏やかにしてくれるアイテムが贅沢にスペースを使い置かれていた。
デスク、テーブルなどは機能性だけではなく、家具のトーンを揃えるために全て特注。音響も特注の真空管アンプを使っているというこだわりぶり。ただ、これらの多くは、移転時に全てを揃えたのではなく、少しずつ加えていき今の状態に仕上げてきたという。働きながらもオフィスの居心地の良さも追求し続けるというのは、本当にオフィスをリビングのように考えているのだなと感じた。
EDITOR’S EYE