南青山オフィス | ヴィンテージ感溢れるサービスオフィス
EDIT
LOCATION
青山一丁目駅から徒歩数分。近くにはタワーマンションやオフィスビルも立ち並ぶが、大通り沿いを1本折れ静かな路地に踏み入れると、品の良い低層マンションが並んだ高級感ある街並みが現れる。近くに大使館などがあるエリアでもあり、住宅街としてのおだやかさというよりは、どこか厳かな緊張感が感じられる一帯だ。
今回の建物は、元々外国人用の高級レジデンスとして利用されていた、上品な褐色レンガの外観とアプローチにあるオーニングが個性的な物件だ。
SPACE
築40年を超えた建物の雰囲気はそのままに、5階と6階をヴィンテージ感のあるオフィスへとコンバージョンしたこの建物。外国の古いホテルに訪れたかのように、ゆったりとしたエントランスへのアプローチは、都内の一等地ではなかなかお目にかかれないほどの優雅さを感じさせる。その先のエントランスにはオートロックがあり、来客とのファーストコンタクトの時点でも、その世界観の演出はかなりのものだ。
1階には簡単な打ち合わせにも使えるロビーがあり、やや古めかしい印象の暗めの照明も相まって、これでもかと重厚感を感じさせる。エレベーターで5階へ上がると、雰囲気はガラリと変わり、無垢のウッドの廊下で始まり、現代的な洗練された印象。室内は無駄のないミニマルな空間で、所々に躯体の荒っぽさが剥き出しにされたシンプルな設え。空調設備が古いのは気になるところだが、それもずっと引き継がれ大切に使われてきたものなのでご愛嬌。ミーティングルームや水周りも共用部にあって、小さなスペースであっても必要十分な機能を確保できる。また屋上にスカイテラスもあり、息抜きやたまに屋外でランチなどができるのも嬉しいポイントだろう。
WORKSTYLE
時代を経たヴィンテージ感を活かしつつも、現代的にリノベーションされたこの建物。立地のせいもあってか、最近流行りのサービスオフィスという印象ではなく、どこかホンモノとしての格すら感じてしまう。
建物全体から滲み出るそんな雰囲気は、古き良き習慣や人とのつながりを残しつつも、新たな働き方をデザインしていく場として、大きなインスピレーションを与えてくれるのではないだろうか。
EDITOR’S EYE
この建物はペットを連れての入館が可能となっている。いつも自宅にペットを残して出勤しているスタッフにとっては朗報だ。たまには他のスタッフに遊んでもらったり、スカイテラスや周辺を散歩したりとオフィスでの過ごし方にも幅が広がるので、遊びすぎには注意が必要かもしれない。