神宮前オフィス | 原宿明治通り沿いセットアップオフィス
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LOCATION
言わずと知れたポップカルチャーの街「原宿」。竹下通りを軸にショップが立ち並び、日々多くの人で賑わうこのエリアは、常に新しい流行の発信地でもある。近年ではその名が海外にも広く知られ、ツーリストが行き交う光景もすっかり日常の一部となった。そんな原宿エリアを横断するように走る明治通り沿いの、原宿警察署の向かい。1FにBEAMS BOYが入るビルの上階に、この空間はある。原宿駅・明治神宮前駅の双方からアクセスしやすく、街の喧騒の中にありながら、どこか一歩引いた距離感が印象的な立地だ。
SPACE
パッと見はわからないと思うが、築40年を超えるやや年季の入ったこの建物。1FのBEAMSをはじめ、フロアごとにしっかり手が加えられ、その内部は今もなおアップデートを続けている。今回募集されるのは、その3F。2026年1月にリニューアルされたばかりのセットアップオフィスだ。
正直、「原宿 × セットアップ」と聞いて、もっとポップで装飾的な空間を想像していたが、フロアに足を踏み入れると、その印象は静かに覆される。そこに広がっていたのは、白を基調とした限りなく“無色”に近い空間。強い色も、過剰な演出も見当たらない。窓面から射し込む自然光が室内全体を均一に照らし、明るく、落ち着いた空気が流れている。
もちろん、セットアップということなので、約40席分のデスクに、3つのミーティングスペース。テレカンブースや水回りも一通り揃い、業務に必要な要素は過不足なく整っている。意外だったのは、ちょっと詰め込みすぎ?と思いきや、スケルトン仕上げの天井で、天高約3m。席数が多くても圧迫感はなく、加えて空間に漂う“無色”が良い感じに作用し、すっきりとしたオフィスが出来上がっていた。
WORKSTYLE
すでに家具は揃い、基本的には原状回復も不要。敷金0ヶ月も相談可能(※指定保証会社利用時)と、初期のハードルはかなり低い。思い立ったタイミングで、余計な準備なく走り出せる点は、この物件の分かりやすい強みだろう。そして、原宿という街にありながら、あえて色を持たない。そんな空間に、むしろ安心感を覚える人もいるのではないだろうか。
使い方はシンプルでいい。無理に装飾を足さず、会社の雰囲気やプロダクトの色を、少しずつ空間に滲ませていく感じ。壁にアートを一枚加えるだけでもいいし、デスク上にグリーンを置き、それらが主役になってもいい。そんな小さな変化も、この無色な背景ならしっかりと引き立ててくれるはずだ。
この街は十分すぎるほどカラフル。だからこそ、街を存分に感じるためには働く場所はこのぐらいシンプルな方がむしろいいかもしれない。ここでは肩の力を抜いて集中し、ひと息つきたくなったらふらりと外へ。そんな時には、賑やかでカラフルな原宿という街が、一瞬で気持ちをリセットしてくれることだろう。
EDITOR’S EYE
最近主流となりつつある、このような家具付きのセットアップオフィス。しかし一方で、過剰に装飾を彩りすぎて、全体的にガチャガチャしすぎてしまったという物件がこの渋谷圏内でも多い気がする。そんな中で、強い個性はないものの、シンプルでさっぱりしていて、どんなスタイルにも馴染ませやすいこの空間は意外と希少に感じた。