白金オフィス|シェアオフィス内装居抜きの1F路面空間
EDIT
LOCATION
場所は白金高輪。白金高輪駅から恵比寿方面へと続く芝新宿王子線は、古き良き街並みと建物を活かしたオシャレなお店や老舗の飲食店などが混じり合う面白い場所。その中でも特に、白金北里通り商店会と呼ばれる恵比寿寄りのあたりには、創業100年を超える「大久保だんご」や「洋食ハチロー」など、昭和にタイムスリップしてしまったかの様な風情のある店舗も点在していて、散策が楽しいエリアだ。
今回の物件はそんな通り沿い。白金氷川神社の鳥居からすぐの場所に、円形のエントランスの屋根と道路に沿ったテラスが印象的なこの建物を見つけた。
SPACE
募集は道路面から少し上がった1F区画。その室内は、シェアオフィスとして利用された内装だけでなく、家具までもそのまま残された空間になっている。
個室ブースやカフェ席、ミーティングルームにテレカンブース、さらにはラウンジバーなど、あらゆる要素がしっかり詰め込まれた状態。もちろん、一般的なオフィスを作り込む場合とは目的が違うのは理解しているが、もう少し余裕が欲しい、、、と思えてしまうほど、ギチギチに固められているのが、少々勿体なくも感じてしまう。それでも、建物正面にあるウッドデッキのテラスのおかげで、1Fながらも陽当たりも良く明るさも確保できていたり、躯体現しで高めの天井もあって、のびのびと気持ち良く働けるイメージも湧きやすいだろう。
実際にそのまま利用するには、シェアオフィスを運営する以外は正直悩ましいが、実は居抜きからスケルトンまで、貸主側で引渡し状態を柔軟に調整してくれるとのこと。そうなると、意外とアリ?と思えてこないだろうか。今の内装もここは撤去して、こっちは活かしてなど、理想に向かってだんだんと妄想が始まってしまっていた。
WORKSTYLE
もう一つ、妄想が加速する情報がある。1F路面区画で76坪の面積、坪単価は15,000円(税別)を切るというコスパの良さなのだ。それならば、一度しっかり現地を見て、取捨選択をしつつ、内装のプランニングを始めてみたくなる。もちろん、個別ブースの撤去は必須になると思うが、そこを撤去するだけでも、スコーンと開けた空間になるため、一気に印象は変わるだろう。こだわり抜きたい人は、まだ比較的新しめな設備関係だけ残し、スケルトンから自分たちの気が済むまで作り込んでみるのも良い。理想の居場所を作り込み、そんな空間からしか得られない養分を感じることで、オフィスでも店舗でも、心から楽しんで働くことができる気がした。
この建物名になっている「Foglia」という言葉は、イタリア語で「葉」を意味している。かつてのシェアオフィスが、そんなコンセプトであったかは定かではないが、小さな葉が大きくなり、さらに増えていく成長を意味する様なこの建物にて、自分たちの居心地の良い土壌を整え、青々とした葉をどんどん生い茂らせていって頂きたい。
EDITOR’S EYE
アクセス面を気にされる方も多いかもしれないが、渋谷や恵比寿方面からは建物から徒歩1分のバス停までのバスが出ていたり、南北線の通る白金高輪駅へも徒歩5分圏内と慣れてしまえば意外にも不便は感じられなそうだ。