渋谷オフィス | 1棟リノベーション済オフィスビル
EDIT
>>LOCATION
100年に1度と言われる大規模な再開発の進む渋谷駅周辺。ここ数年でいくつもの商業施設が誕生し、若者の街から大人の街へ、かつての渋谷のイメージからはだいぶ様変わりした印象だ。そんな再開発に沸く渋谷駅周辺から3分ほど。2020年に誕生したミヤシタパークにもほど近い、タワーレーコードがある交差点の角地に、時を同じくしてリニューアルされたこの建物はあった。
>>SPACE
以前は映像系企業が1棟で利用していたこの建物。それを2020年に1棟リニューアルし、共有部も充実させたサービスオフィスに生まれ変わった。
今回の募集はその6Fワンフロア。その室内への扉を開けると、この真っ白でピュアな印象すらある空間が目の前に現れる。床・壁・天井が、すべてがホワイトカラーで統一された明るいスケルトン仕様の空間。面積は220㎡ほどで、天井高が3M以上と高め。それに加え、日中は陽もよく射し込んできて全体を明るく照らすため、室内がより大きく、同時に健やかさが充満しているような、気持ちいい!の一言に尽きる空間だ。
そんな室内だけでもだいぶ満足なのだが、建物内のサービスも抜かりなし。時間貸しのMTGスペースや、8Fには作り込まれた共有ラウンジスペース。さらに屋上には、広々としたルーフトップスペースまで付いていて、ここがまた気持ち良すぎるスペースも。
立地、この空間、建物のサービスを備え持った、抜け目なしの魅力的な物件だった。
>>WORKSTYLE
彩られている共有部に反して、この空間は、まるで真っ白なキャンパスを渡されているようなもの。今はなにも染まっていないピュアな存在で、今後ここを使う人によって着色されることをじーっと待っているような感じに、妙な可愛らしさすら感じる。
ポジションが良く、面積や天井高もあって、さらに明るく気持ちがいい。現実的にみても十分すぎるポテンシャルが詰まったこの空間をベースに、あふれる個性で劇的に着色してくれる方が現れるはずだ。もちろん、空間を染めるのは物理的な色である必要はない。この白く明るいテイストのまま爽やかな空間で働きつつも、そこで働く人たちの個のカラーというか、そういったものでこの空間が満たされたら、また違った絵も描けるだろう。終始だいぶ抽象的な書き方になってしまったが、あまりここでは、どんなテイストの空間やどんな働き方などと、この空間の自由さを失わせたくはない。今はピュアすぎるこの真っ白な空間に、今後どんなカラーで彩られ、どんな働き方が生まれるのか楽しみだ。
EDITOR’S EYE
トイレなどの水回りは共有部に出ているので、220㎡という面積を無駄なく使えるのもポイントが高い。また、電気・水道・共用インターネット・ゴミ処理代などが共益費に含まれているのも嬉しいポイントだ。建物内には、この渋谷らしいメディア関係のオフィスやスタートアップ支援スペース、個人のクリエーター向けシェアスペースなど、多種多様な業態、スペースが提供されている。その様々な刺激を受けやすい環境も、この施設で働く一つの旨味と言えるだろう。