目黒オフィス | 最上階リノベーション空間居抜き募集

>>LOCATION
最寄りの目黒駅からは、ほんの1分ほど。東口を出てすぐそこにある、目黒通りとの交差点に立つ古ビル。駅前の商業エリアに位置し、路面には飲食店が多く点在していて、人通りや車も多い賑やかな立地だ。この建物もまた、いわゆる商業テナントビルという面立ちをしているが、その最上階には見た目のイメージからは異なる、デザイン性に優れた空間を秘めていた。

>>SPACE
この空間があるのは最上階9F部分。かつてはビルオーナーの住居フロアだったものを、2019年にセミスケルトンのオフィス仕様にリニューアル。そしてさらに、今の入居者がアレンジを加えて仕上げたのが、今回紹介するこの空間だ。
室内は、程よく力の抜けた大人カジュアルなリノベ空間という感じ。ざっくりと白塗装された壁天井の躯体と、明るいモルタル床をベースとしたスケルトン仕様。そんなカジュアルな空間を、黒い木製パーテーションがキュッと引き締めつつも、優しく全体の空気を繋いでいる。最上階という事もあって光もよく入るし、窓先のバルコニーには、以前の住居から代々受け継がれている植栽の緑も。天井は3M程と高いのもポイントで、それによってより空間の広がりが感じられる空間になっている。写真では少しクールな印象に写ってしまっているが、実際の室内は、陽もよく入り、温かみある雰囲気に包まれる。そんなレベル高い空間が、目黒駅1分という立地の最上階に隠れているから、またたまらなかった。

>>WORKSTYLE
今回は、この空間の次の引き継ぎ手を探している。ルールとしては、この内装＋本来の原状回復義務をセットで引き継ぐというもの。また、居抜き募集期限は、2022年の7月上旬までの決定が前提で、もしそれまでに決まらなければ、その後は元の空間に戻る予定だ。本来の空間自体ももちろんいい感じだったが、せっかくならよりブラッシュアップさせたこの空間を引き継いでもらいたい。そしてまたいつか次の引き取り手、さらにその先と、いつまでも継承されていくようなストーリーの始まりになったら素敵ではないか。これまでのように、いつまでもスクラップアンドビルドを続けるのではなく、いい空間は引き継いで使い続けるべき。それはこの空間を継承する人、継承される人にとってもWin-Winな関係にあり、さらに言えば、環境にとっても大きなメリットでしかないだろう。もちろんそこまで壮大な大義名分を抱えているわけではないが、まず自分ができることとして、目の前のこのナイスな空間を引き継いでくれる方を求めている。

この立地、空間と揃った上に、賃料条件も悪くない設定だと思う。現在の入居者は、奥の執務スペースを、15〜20名弱ほどのデスク＋ゆったりとしたフリースペースで贅沢に使っているが、レイアウト次第では30名前後も十分収まるスペースだろう。天井高もあるので、一部自社のスタジオなど、色々使い方は考えられそうだ。