白金台オフィス・店舗|リノベーション戸建物件
EDIT
>>LOCATION
場所は白金台。プラチナ通り沿いは小洒落たショップや飲食店が軒を連ねる中に、ゆったりとした独自の雰囲気があり、人気の場所だ。今回ご紹介する物件はそんなプラチナ通りから、路地に折れた突き当たりにある。ひっそりと奥深くに佇み、木々に囲まれて半分以上隠れた雰囲気の良い外観に、これは掘り出し物!と感じられた1棟の建物。この物件との出会いは、そんな第一印象から始まった。
>>SPACE
2F建の1棟物件は、奥へとスラリと伸びる縦長の建物。元々はライフスタイルショップ兼カフェとして利用され、その内装が残された居抜きの状態だ。
1Fはモルタルの床に、天高が3m程あり、テラス付きという高スペック空間。木々に囲まれて直射日光は入らない、木洩れ陽の様な仄かな明るさが、モルタルの床と相まって、クールな印象を際立たせていた。直接アプローチできる広々としたテラスも、奥まったポジショニングによって、人目も気にならず、寛げる雰囲気の場所になりそうだった。
2Fへ上がると、ガラリと雰囲気は変わり、明るめのフローリングの床に、陽当たり良好の元気な明るさを纏った健康的な空間。窓面も多く、緑も感じられるため、どこにいても気持ちが良いというなかなかない満足感の高さ。どちらのフロアもモルタルやフローリングを使ったお手本の様な整い方で、両方とも魅力的で文句のつけようが無い。1Fがあるから、2Fがさらに引き立つ様な、かっこよさと優しさを共存した建物に、ちょっとズルい、と嫉妬するレベルの物件だった。
>>WORKSTYLE
正直なところ、ここ最近見た物件の中でも群を抜いた空間であることは疑いようもない。建物の外観やテラスの雰囲気も然り、1Fのクールさと2Fの健康的な陽当たりの良さを併せ持つ整った内装となれば、物件力はかなり高い。仲間内でこんなイイとこ取りの奴がいたら、少々小憎たらしいくらいとさえ思ってしまう様な良物件で、これくらいのレベルになってくると、様々なことが些細なことだと飲み込めてしまう様な気すらした。希望のエリアからちょっとズレているとか、できればワンフロアを希望とか、駅からの距離や求めるサイズ感などなど。。多少の希望のズレであれば、この物件では如何様にも調整できてしまうのではないだろうかと、全てを肯定的に考え始めていた。そう、それくらいこの物件に惚れてしまったのだ。
そんな風に考えられる物件は多くはないだろう。一度出会ってしまえば、もう離れたくない(ここで働きたい)と思うほどのこの物件、実際に会いに来て頂ければ、わかっていただけるだろう。折角だから一度惚れてみてはいかがだろうか?
EDITOR’S EYE
悲しい哉、この物件との付き合いには、実は期限がある。2026年7月31日までという期限付きの定期借家契約であるため、どんなに愛し合っていても別れの時が来ることはご承知の上、お付き合い頂きたい。