上原オフィス | 戸建デザイナーズSOHO仕様
EDIT
>>LOCATION
この物件を見つけた代々木上原エリアは、おしゃれな人気エリアとしながらも、ところ狭しと軒先を連ねるショップや飲食店はどことなく下町感も漂う。新宿や表参道にダイレクトにアプローチできる利便性も持ち合わせながら、そんな雰囲気を纏うこの街を好意的に受け止めている人は少なくないだろう。ご紹介するこちらの物件は、そんな駅周辺から徒歩5分程離れた高台の住宅街にあった。
>>SPACE
元々はオーナーが住居として利用していた戸建住宅。3階建ての建物は、光の漏れる洒落たスケルトン階段で繋がれた、約40畳のLDKを確保した4LDK+倉庫に屋上付き。と、その間取りのフレーズからも贅沢さが伝わってくる。
1Fはエントランスと倉庫としても使えるサービスルーム。2Fは小分けにされた個室が3つ。3Fは明るく解放的なLDKとなる。更には3Fバルコニーから続く螺旋階段を登ると、新宿方面が一望できるルーフトップまで。リッチながら当然仕様は住宅のため、オフィスとして活用するためのレイアウトを考えるのにかなりの柔軟性が必要だろう。複数の個室は、それぞれがある程度の面積をとれているため、打ち合せ室、集中する為の籠り部屋、万が一の時の宿泊部屋など、多様に対応可能。広めのLDKは、大きなシステムキッチンを中心としたカジュアルに働くフリーアドレススペースと、中央の天窓付きのトイレ(!?)を区切りに、安定の固定席で粛々と働く環境を用意するのもいいだろう。それだけふんだんに建物を利用したとしてもまだ部屋は余る、、という贅沢もしっかり受け止めて頂きたい。
>>WORKSTYLE
そもそもの住居という性質から滲み出る居心地の良さは、いわゆるスタンダードなオフィスでは決して味わえない魅力。それならばとことんこの建物の性質を活用して楽しんで頂きたい。時折キッチンから立ち込める美味しい匂いや、陽当たりのいい窓際。ハードに働く日には、ひとっ風呂浴びて、気分転換に屋上で寝転がる。多くの人が憧れる代々木上原で、誰もが憧れる働き方を。働くこと自体を愉しめることこそ、この贅沢な建物に相応しい贅沢な働き方だろう。
EDITOR’S EYE
住宅街としても人気のこのエリア。「代々木上原」という地名の由来を辿ると、代々木方面から見て高台にある平地という事で「上っ原」と呼ばれるようになったのが元だとの話も。「上っ原の更に上っ原」を我がオフィスとして新宿方面を眺める気分は中々に爽快かもしれない。