神宮前オフィス |3LDK大型SOHO
EDIT
>>LOCATION
外苑前といえば、一過性のトレンドではなく、ゆるやかに安定的な人気を集めるショップが多く点在しているエリアだ。道行く人も、渋谷や表参道といった周辺エリアと比べると歩調もゆるやかな印象なので、落ち着いて仕事のできる環境だと感じる。そんな外苑前のキラーストリート奥地、ワタリウム美術館を越えた左手の住宅街の中に、今回ご紹介する物件は佇んでいた。
>>SPACE
各階1テナントのみの建物。扉を開け中に足を踏み入れると、まず受けるであろう住まいのような印象にがっかりしないでほしい。元々住居として使われていたこの区画は、若干のレトロさはあるものの250平米超えの3LDK。余裕を感じるという表現がぴったりで、それぞれの空間はゆるやかにつながり、初めて訪れた時には正直迷いそうになってしまった。
光溢れる広々としたリビングダイニングは、主たるワークスペースとしてそのポテンシャルを発揮してくれるだろう。廊下に出ると小分けにされた3部屋が現れ、それぞれ用途に応じた使い分けも可能。吹き抜け越しに向かいの部屋の様子を垣間見ることができることもあり、スタッフに目が行き届かなくなるのでは、、という心配は無用だ。
廊下と並列する様にフロア全体の中央にあるキッチンダイニングは、どの部屋からもアクセスが容易。それぞれの部屋で仕事をこなすスタッフが、おなか減ったーと言いながら休憩しに集まってくる様子が目に浮かび、なんだか家族みたいだなと勝手に想像してみる。そんなワンシーンも、この物件ならではと言えるだろう。
>>WORKSTYLE
職場で過ごす時間の方が多いライフスタイルが大半を占める中で、泊まり込みながら仕事に明け暮れる方々もいるだろう。ここならば激務の中にも、オン・オフを切り替えられる環境がある。徹夜明けのシャワーに仮眠室、健康のため食には気を遣おうと思えば、ランチは当番制で社内でふるまってもいいかもしれない。一生仕事人間とはいかなくとも、人生に一度くらい仕事に明け暮れる日々を送る経験はあってもいいと思う。そんな、寝ても覚めても仕事のことを考えていられるような環境を手にしたい方には、是非おすすめしたい物件である。
EDITOR’S EYE
物件にはエレベーターがないため、日々ささやかな運動が追加されることはご了承いただきたい。
1Fにはインターナショナルスクールが入居中。音に関しては、平日の昼間に訪れた際はとても静かであった。建物の扉を開けてすぐ、共有部のエントランスにはそのスクールの子どもたちによる展示物が飾られている。来客が多いところは特に少し気になってしまうかもしれないので、ここで事前に触れておく。