初台オフィス | リーズナブルな1棟貸しビル
EDIT
>>LOCATION
最寄り駅の一つでもある代々木八幡駅からはちょうど10分ほど。山手通りから甲州街道へ斜めに伸びる道へ入り、しばらくしてさらに右手に住宅エリアを入っていくと、この建物が見えてくる。駅からはそれなりに離れている立地もあって、周辺はこぢんまりとした商店や、住宅が並ぶ、何となくほんわりとした雰囲気の場所。オフィスとしては少し寂しさを感じつつも、いい意味で変に気を張らず、程よく肩の力も抜けるような過ごしやすい環境だ。
>>SPACE
募集はそこに立つ1棟の建物。特別な華やかさのある建物ではないが、その内部にはなかなか面白い空間を秘めていた。室内はB2Fから5Fまでの7フロア。それぞれフロアごとに個性はあるものの、基本はどのフロアも白く塗装されたセミスケルトン仕様になっている。このまま備品を並べればすぐに始動開始できるし、これをベースに内装に手を加えても良い、ニュートラルなベース空間と言う感じだろう。1Fにはシャッターの付いたガレージのような空間なので、ここを作業場みたいな使い方もいいし、割り切って駐車場などへの利用もいいのかもしれない。気になる点としては、全体的に窓は少なめで、光の入りは正直良いとは言えないというところだろう。しかし、それをうまくカバーするような場所がある。それはこの建物のルーフトップ部分。屋上の扉を開けると、周りの建物より頭ひとつ飛び出た高さから望む景色がパッと広がり、一瞬で気分もリフレッシュされるような、気持ちの良い場所もついていた。
>>WORKSTYLE
色々良さの詰まった1棟だが、一番光るのはそのリーズナブルな賃料だろう。渋谷区で少し外した立地ではあるものの、1棟170坪ある建物にしては、賃料坪単価が1万円を切ったこの数字は破格と言えるんじゃないか。これだけの広さがあれば、機能的な部分をまかないつつも、持て余したフロアを新たな実験の場として、アレンジしてみても良いだろう。全7フロアはほぼ70〜100 m2の間の広さがあるので、フロアごとに作り込むのも丁度良い広さでもある。
パブリックなフロア、プライベートなフロア、遊ぶフロア、作り込むフロア。部署毎や、プロジェクト毎にも、フロア毎に異なるテイストや用途に思いのままに空間を仕上げて、働く為の自由な環境を、意のままにアレンジして作り上げてみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
最上階には、サンルームやルーフバルコニーがついていて、かなりVIPな空間。周辺の建物からも頭1つ抜けているので、明るさも十分だ。分かりやすく、いいポジションの社長室というのもアリだが、社内でうまく調整して、WiFiの効いたスタッフのためのラウンジの様に仕上げ、試験的に新しい働き方にチャレンジしてみるのもいいかもしれない。