渋谷オフィス・店舗 | 1F路面デザイン空間居抜き募集
EDIT
>>LOCATION
大規模な再開発が続けられている渋谷駅周辺。そんな中でも、最大規模とも言える桜丘町エリアは、今後完成すればこの街の人の流れも大きく変わるだろう。そんな衣装チェンジ中の開発エリアを抜けていき、もう少し代官山方向へ進んだ、ちょうど鶯谷町との境目。JR線沿いから旧山手通り方まで抜けていく、よく知れた抜け道沿いに、この特徴的な色味の建物は立っていた。
>>SPACE
まるで周囲との同調を拒むように、派手なブルーカラーをまとったこの建物。外見はかなりヨレヨレで、色もだいぶ色褪せているし、壁に描かれた落書きもなかなかファンキーな感じ。ただ、それがいい意味で個性的で、見過ごせない雰囲気がこの建物にはあった。
ご紹介はそんな建物の1F部分。木格子で目隠しされたガラスの扉を開けると、この空間が現れた。室内は、オフィスとも店舗とも違い、言うならデザイナーズハウスのリビング空間と言った感じだ。床は濃く深みある無垢フローリング。壁天井はコンクリート現しのスケルトンの一室で、その空間の中央には、L字の大きなソファーがどしっと身を構える。そんな空間には、日中は建物の隙間から光がよく射し込み、このコンパクトな空間をよく照らす。元々デザイン会社のオフィスの居抜きと聞いていたが、この空間からは働いていた雰囲気をほとんど感じられず、むしろ大人の遊び場のような、夜な夜な仲間と飲み明かしたくなるような落ち着く空間だった。
>>WORKSTYLE
この空間でキッチリカッチリ働く姿が想像つくだろうか。きっちり席を並べて、スーツを着た方がPCでカタカタカタっと。。いやいや、この空間には似合わないだろう。むしろ、壁に映画を流して、コーヒーやお酒を片手に、ソファーでギターでも弾きながら、たまにラップトップをのぞいているぐらいの方が容易に想像できるはず。仕事よりは遊びの場。オフィスというよりは、集いの場のようで、遊び8割、仕事2割ぐらいの軽い気持ちで、この空間ではカジュアルに過ごしてみてはどうだろう。そんな場には、ふらっと近隣で働く仲間たちが遊びに集まってくる。その仲間たちが、また新たな仲間を連れてきて、自然とご縁が生まれていく。そんな仲間とのフランクな会話の中で生まれたささいなアイディアこそ、後の大きなプロジェクトへも繋がるかもしれないし、クリエイティブ脳を解放するいい機会となるかもしれない。
そんな想像を広げた結果、勝手ながら、この空間でのキーワードは“遊び”としたい。しっかり大人らしく遊んで、ちゃっかり良い成果を生み出すようなグッドなオフィスにして欲しい。
EDITOR’S EYE
入った瞬間、男心をくすぐられるような空間。このコンパクトサイズだからいいのかもしれない。手が行き届くサイズで、いい隠れ家感があり、それが遊び心を刺激する。数人でオフィス利用するよりは、1人のアトリエなど、クリエイティブ作業に没頭するスペースとしても良さそうな空間だ。