白金SOHO|個性的な戸建オフィス
EDIT
>>LOCATION
広尾駅から外苑西通りを下り、プラチナ通りの手前、恵比寿三丁目の交差点を白金高輪方面へ。白金北里通りとも呼ばれるこの通り周辺は歴史情緒を感じる様な建物もあり、いわゆるセレブな白金とは少し違う落ち着いた下町という雰囲気だろう。のんびりとした空気を感じながら住宅街へ進んで行くと突如現れるこちらの建物。扉を開けた先には、個性的な外観に負けないだけのデザインされた室内空間が出迎えてくれた。
>>SPACE
元は住居として利用されていた戸建て。シャッター付きガレージ脇の玄関扉を開けると5LDK+αの充実の室内空間が現れる。地下1Fのストックルームからルーフトップまでの上下5層にも及ぶ建物は、全体を通してコンクリートの質感を残したまま仕上げられたガラス面の多い開放的な空間となる。メインとなるワークスペースは2Fの広いLDKと3Fの20帖程の個室だろうか。それ以外にも区切られた空間が2部屋・畳のスペースが2部屋と、様々な利用用途が考えられるバラエティに富んだ間取りだ。更にB1Fには倉庫、1Fは緑を眺める事の出来る中庭付きサロン、屋上にはエアースポットの様に視線の抜けるルーフトップと、特徴をあげればキリがないと思える程に贅沢さとこだわりのつまった空間だ。
>>WORKSTYLE
建物への入口も2箇所、広い執務スペースもあり、プロジェクト毎・シーン毎に使い分けられる個室もありと、事務所利用においても十二分に機能的だと感じられる。室内空間のつながりは少々複雑であるが、レイアウトに悩まされるのではなく柔軟に対応出来る様、遊び心を持ちながらお使い頂けると良いだろう。日ごとに頭を柔らかくしてくれるこの迷宮の様な1棟を使いこなせれば、普段では考えつかない様な新しい閃きがきっと生まれてくるだろう。
EDITOR’S EYE
駅からのアクセス、来客への案内などにやや難がある事は間違いない。それでも検討してみたいと思わせるだけのポテンシャルを感じるこの物件。敢えて詳細な説明は割愛しているが、白金の奥深くに建つこの迷宮に、まずは飛び込んでみて欲しい。