EDIT
都内主要業務エリアへのアクセスが良好な四ツ谷駅から徒歩3分の立地に、古いながらも落ち着いたファサードを持つオオノヤビルは建つ。リノベーション済みの5階に上がると南側から降り注ぐのは太陽の光、その暖かさに誘われて窓に近づけば、そこには神宮外苑まで見通す事が出来る、予想外の眺望の良さ。
室内は100㎡の開放的なスペースを、それぞれのシーンを想定して、床の素材で「ミーティングエリア」「レセプションエリア」「執務エリア」と、3つのエリアに分けてます。個性を醸し出すオレジン色のキッチンと扉は広い空間の中でもインパクト「大」。ベースが整っている空間、ひとつのオフィスの中で違う印象も楽しめるのはなかなかない演出でもある。同じ室内での気分転換もひとつの楽しみ方かもしれない。
照明への工夫は、この空間をより楽しませてくれる要素のひとつ。横一列に並んだ照明を軸に、オフィスのレイアウトや、使い方をかんがえるのも楽しい空間かもしれません。
EDITOR’S EYE
この空間からはせかせか働くイメージがなかなかわかない。落ち着いた照明、3パターンの床材がやわらかい雰囲気を作り上げている。それは、間違いなく心地よい空間。こんなところでじっくり働くのも悪くない。コツコツとじっくりと制作や企画などのプランを練るのには適しているのではないだろうか。少し高めの窓、質感の有る壁天井に囲まれて、時には音楽も、そんな働き方が容易に想像できるのは私だけだろうか。