EDIT
このルミナスという物件が誕生したのは、2007年11月、世界が北京オリンピックで賑わい始める少し前。
北京オリンピックの開催時期とあわせて紹介している理由はひとつ、設計段階でデザイン監修にPTWアーキテクツが加わっているため。PTWアーキテクツは、オーストラリアの大手建築設計事務所で、皆さんも記憶に新しい、北京オリンピックで話題になったシャボン玉を連想させる幾何模様の「国立水泳競技場」を設計している。
日本橋の小伝馬町に主張しているルミナスというこの物件、ファザードもさることながら、室内空間についてもやはりエッジが効いている。独特な雰囲気を持つこのエリア。年数を重ねたとことん古いビルと、近代的な無機質な建物が混在する。どこの街もそんなものと思うかもしれないが、やっぱりどこかこのエリアには独特な雰囲気がある。古きよき文化の街と、その古き文化を大切にする新たな時代のクリエイティビティが違和感なく融合していると思うのは気のせいだろうか。街の雰囲気を楽しみ、新しいだけ、カッコイイだけでは物足りないクリエイティブ意識の高い企業に是非入居していただきたい物件だ。
EDITOR’S EYE
この地にいるからこそ、生み出せるあたらいモノ。そんなことを期待してしまう物件である。
このエリアには数少ない、外観からエネルギーを感じる建物。単なるきれいな建物、かっこいい建物では納まりきらないこの建物は、働く人の意識を刺激し続けるだろう。なかなかないそんな物件で、出会えた幸運を感じながら働いてほしい。