EDIT
一の橋の交差点を背に進み、二の橋の交差点手前、大通りから脇に入ったすぐのところにこの建物はある。大きな開口部を備えたこの建物は、1階にイタリアンの店舗も備え、クールな印象を醸し出している。
建物は、店舗、オフィス、住居の複合型で、空中階の多くはオフィスユーザーが利用している。エレベーターをおり、左右に分かれた空間は、1フロア貸しや2区画に分けて貸し出しとバリエーションをもち、利用者のニーズに応えられる仕様になっている。
空間は天井がスケルトン状態で、南側開口部が床から天井までガラス仕様になっているためすっきりとした感じだ。築年数の浅い建物なので、オフィス利用としてのスペックも十分対応できている。1フロア利用の場合、中央を入り口として左右に空間が分かれるため、用途によって適度な区分けをすることも可能。最上階は、住居契約のみの対応になるが、大胆にシンプルな螺旋階段が設置されたメゾネットタイプ。ぐるっと取り囲むバルコニーやオープンキッチンが遊び心をくすぐり、レイアウトのイメージをする頭もワクワクとしたモードに切り替わる、最上階までくると周辺の建物からの開放感も十分得られ、空と働くといった環境になってくる。
籠ってトコトン働くモードも良し、ゆったり自分たちの世界観を守りながら働くのも良しの空間だ。
EDITOR’S EYE
写真では掲載しきれていないが、エントランスからのアプローチ、各階のエレベーターホール、水回りなどなど、きっちりキメてきている物件。
利用にあたり気取る必要はないが、オトナな振る舞いをちょっとだけ意識してしまうようなそんな物件だ。