広尾SOHO |新築レジデンス物件
EDIT
>>LOCATION
渋谷区東4丁目交差点。ここら辺で六叉路の交差点といえばここくらいだろうか。交差点の真ん中で左右を見渡すと、駒沢通りを続く街路樹がずっとどこまでも伸びていくのが見え、たかが道路にぼーっと眺めてしまうような美しさを感じた。車通りは割とあるが、喧騒や忙しなさはあまり感じず、なんならどこか上品さすら窺える。そんな大きな交差点の中心にそびえる新築ビルが、今回の物件。この地と同様、室内には優雅で上品な空間が広がっていた。
>>SPACE
高級レジデンスらしく、品良く設えられたエントランスに少し恐縮しながらエレベーターを登り、今回の募集区画へ。辿り着いた先のメインルームでは、大きな窓ガラスの向こうに広がる景色の抜けの良さがとても気持ちが良かった。どこまでも広がるような都会の景色をピリッと引き締めてくれているのが、モノトーンで完結された室内空間。グレーを帯びた床、白い壁、黒くてどっしりとしたキッチンなど、見るもの全てがモノクロで、色の無い世界に入り込んでしまったかと錯覚するほどだった。その分、窓の向こうに見える緑の色が良く映え、大きな絵画が一枚貼られているようで美しかった。
現在、大きく分けて2タイプの間取りで募集されており、2F~7Fはワンフロアの1LDK。最上階となる8Fはメゾネットタイプとなり、下層階の1LDKに加えて、60㎡を超えるルーフトップテラスと、それに面するサブリビングが付いている。このルーフトップテラスからの景色も絶品で、もくもくと緑が広がる大きな公園や、たくさんのビルの頭、遠くには東京タワーまで見え、申し分ない。美しく整備されたバルコニーでその景色を眺めていると、全てを手に入れたような感覚に陥ってしまう危険性すら感じるほどだった。
>>WORKSTYLE
こんなラグジュアリーな空間を独り占めして過ごすというのは、一体どんなものだろう。六叉路の交差点の真ん中でシンボルのように佇むビルの中、何にも邪魔されず、優雅な日々を送る。窓から見える都会の営みに想いを馳せたり、仲間を呼んでパーティーを開いたり。ここで暮らすにせよ、働くにせよ、この生活を愛おしく思うことは間違いない。そんな心を潤わせてくれる空間だからこそ上げられる、最高のパフォーマンスというものもあるのではないだろうか。
そして、“いざやるぞ!”というその時には、この物件のお守りともなり得る要素を意識してみて欲しい。実は、この建物を上空から見ると、正六角形の形をしている。古くから日本では、六角形は硬い亀の甲羅に似ているということから、長命長寿の意味を持つとされてきた。ただのこじつけだと言えばそれまでだが、それを知っていると、この建物は何かから守ってくれるような気がしてならない。仕事や生活の長命長寿を祈り、目の前の贅沢な暮らしに感謝する気持ちを忘れずに、実直に過ごす。そうすれば、何が起こるか分からないこの時代に、お守りのような住処が、物事を良い方向に導いてくれるかもしれない。
EDITOR’S EYE
特に8F区画は、大袈裟に言えば「天空の城」のような神秘性すら感じた。確実に都会の中に存在しているのだが、それを俯瞰しているような気分になれる空間だった。喧騒から離れつつ、思う存分贅沢な生活を楽しみたいという人におすすめできる物件だ。