白金オフィス・店舗 | 天井高3.5M、1F/B1Fの2区画同時募集
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LOCATION
場所は白金と恵比寿の中間あたり。首都高沿いの少し硬質な空気感もありながら、近隣には自然教育園の緑も交わり、都会的な無機質さと自然のやわらかさが絶妙に混じり合っているようなエリア。各駅からはそこそこ距離があり、人通りも決して多い場所ではない。しかし、その分スタジオやショールーム、個性的なショップなども点在していて、それらを目指して訪れるような、少し目的性の強いエリアと言えるだろう。そんな場所の一角。首都高に背を向け、公園の緑をのんびりと眺めるように、この建物は立っていた。
SPACE
外見からもいい顔立ちをしているが、その中へ入ると、その期待値をあっさり……いや、100倍くらい超えるようないい空間に、思わず気持ちも踊った。
1Fは、連続する窓越しに緑が広がる、明るく爽やかな開放的な空間。スケルトンの荒さと外のグリーンがうまく馴染み、窓先の景色まで含めて素直に気持ちよすぎる。一方のB1Fは、無骨な躯体と窓先のドライエリアが印象的な、クールで物静かな空間。地下でありながら特有の暗さはなく、じっくり自分たちの世界へ潜っていけるような居心地の高さがある。どちらも天井高約3.5Mと高く、窮屈さのない開放感すら感じる空間だ。
以前までは飲食店として使われていたこの2区画。実はこれまで窓面の造作によって外からは見えにくい状態だったが、今はそれらが一掃され、さらにクリアガラスへ入れ替えられたことで、ぐっと開かれた印象に。本来の姿がようやくお披露目されたことで、この空間、実はこんなに色気があったのかと思い知らされた。
HOW TO USE
ただのスケルトンの姿なのに、なぜだろう、今のままでもすごくカッコいい。狙いなくこの色気を備えているところが、この空間の凄みではないか。無理に世界観を塗り替えるより、今ある雰囲気をうまく引き出し、整えるくらいがちょうどいい気がする。1Fは、明るい室内と大きな窓、外の緑を活かして、軽やかに外へ魅せる場所に。窓先のスペースにお気に入りのグリーンを足して、よりモリモリの緑に包まれる気持ちのいい景色を作ってもいい。一方のB1Fは、無骨な躯体とドライエリアの存在感を活かして、少しこもりながら世界観を深める場所に。窓先には緑もいいが、アート作品を設置して、小さな展示空間のように見せるのも面白いだろう。フロア単体でも成立するが、性質の異なる上下2区画を使えるのも大きな魅力。1Fをショールーム、B1Fをこもれるオフィスにしてもいいし、1Fで開放的に働き、B1Fを隠れギャラリーのように使うのもいい。主張しすぎない面構えからは想像できないほど、その中には奥行きがあり、表情があり、使い方の幅が広がっている。見た目だけでは測れない空間の質の高さを、ここではじっくり味わえるはずだ。
EDITOR’S EYE
フルスケルトンなのでなかなか手間も資金もかかりそうだが、ここは十分に手をかけるだけの価値ある空間だと思う。間違いなくカッコよくなるし、周辺の穏やかな環境もすごくいい。また、ビルの他のテナントも撮影スタジオが入り、雰囲気もよくて、今まで飲食店としてクローズな使われ方をされていた事がなんとももったいないぐらい、いい空間だった