白い壁とガラスの間仕切りが印象的なこのオフィス。まるで宇宙船のような近未来的な印象ですが、なんと実は、19世紀に建築された貴族の別荘を改築してつくられているのです。
貴族の大豪邸は222年の歲月経て、建築家 Simone Micheli (
http://www.simonemicheli.com/)の手によって生まれ変わりました。現在はイタリアのファッションデザイン会社、Rubens Luciano(
http://www.rubensluciano.com/) のオフィスとショールームになっています。
よく見るとところどころに、凝った意匠の壁や石畳が残されているのがわかります。広々としたロビーの木造の天井は、まるでかつての聖堂や劇場のような荘厳さを感じさせます。
過去から未来へと流れる時間を感じながら仕事をするのはどんな気分なのでしょう。このオフィスから、新しい時代の古びないデザインが生まれてくるのです。