広尾オフィス|戸建 SOHO空間
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広尾駅と恵比寿駅を直線上で結んだちょうど中間あたり。高級住宅地が広がるまさに広尾らしいエリア。最寄りの広尾駅から徒歩9分、恵比寿駅からは徒歩11分と、アクセス面では決して便利とは言えない立地だが、その分喧騒から離れて、静かな環境で穏やかに働くことの出来る魅力的な立地であるとも言える。賑わいから完全に切り離された落ち着いた住宅街の中に、1Fを黒色の扉で隠し、2Fより上はウッドルーバーで覆いつつも緑とアールを描いた屋根が飛び出している何とも印象的な外観の建物を見つけた。
以前はアートギャラリーとして利用されていたという1棟は、B1Fから3Fまでの4層構成。B1F、1Fは、吹き抜けの分天井の高さが確保され、限られた面積といえど窮屈さは感じにくい。更には室内だけでなく、2ヵ所にあるテラスも各階の目線だけで完結せずに、緑は上階へ越境しているので、“窓先に緑”、そんな環境がそれぞれのスペースから楽しめる。設備としても、もともとは住居として建てられているため、キッチンや水周りの設備もしっかりしているどころか、トイレは各フロアにあり申し分ない。B1Fから3Fまでを行き来できるエレベーターもあり、倉庫もあり、さらには車1台停められるガレージもある。と、ここまで揃っているのであれば、住みながら働くことも十分考えられそうだ。
戸建タイプの1棟となると、フロア毎、部屋毎に細かく分かれているイメージがあるかもしれないが、この建物は全ての階と空間が吹き抜けで繋がっているという一体感を持ち合わせているため、どの場所にいても繋がりを感じられるというこのプランは、社内の円滑なコミュニケーションに一役買ってくれるだろう。特に雰囲気のあるB1Fはワークスペースとしての利用ももちろんいいが、存分に使いこなすためにも、定期的に人を招いてパーティーやイベントを行うのもいいだろう。繋がりを自然に感じられるこの場所であれば、変に畏まったりせずに、初対面でも違和感なくコミュニケーションがとれるのではないだろうか。大袈裟かもしれないが、繋がりを大切にしているこの空間だからこそ、新たな繋がりが生まれることを期待したくなる物件だ。
EDITOR’S EYE
じつはお風呂がとても可愛らしくて魅力的。浴槽はコンパクトながらもレストスペースやテラスまでついているのでご見学の際はぜひチェックしていただきたい。