EDIT
原宿通りの終点、ユナイテッドアローズ原宿本店から脇道を少し歩いたエリア。原宿のショッピングエリアの匂いと、外苑前からのぼる少し落ち着いた匂いが混ざる独特の場所にこの物件はある。デザイナーズマンションや古くくたびれた建物には味があって、そんな建物が多い上に緑が所々にちらばる街並みが、歩いていて楽しい場所だ。
赤いエントランス扉が印象的な外観。その扉を開ければ個室の先にちょっとした庭がある。打ち合わせスペースに使うには、優雅すぎるだろうか。庭付き、自然光の入る打ち合わせスペースは、開放感も手伝って自由な発想でミーティングができそうだ。
戸建を借りる特権とも言うべき屋上のルーフガーデンには、緑化が施されウッドデッキも敷かれている。歩いても楽しい原宿の街が望めるこのスペースには、テーブルとチェアを置いて、天気の良い日は一日中いても飽きない自分だけの居場所にしたい。神宮球場の近いこの場所なら、夏には花火もゆったり鑑賞できる特等席になる。
また、独り占めすることなくルーフガーデンをスタッフの憩いの場にすれば、そこでの会話はもちろん、階段で行き来する間すら各フロアにいる別のスタッフとも会話をする機会になり、たくさんのコミュニケーションは多様なアイデアを生み出すスイッチになるだろう。
このルーフガーデンをどう使うか?と考えるのは、どのように働きたいか?を考えることになると思う。物件を見ながら、働くイメージを膨らませたい。
EDITOR’S EYE
一言で言えば光と風を集める建物。前面の窓に吹き抜け、小庭に屋上のルーフガーデン。どこにいても自然の光と風が感じられるのも、快適性を追求する戸建ならでは。働くことを楽しむなら、一日を長く過ごすオフィスはこんな快適性のある「居心地の良いもの」を選ぶのもいいのではないでしょうか。