EDIT
地下鉄で大手町まで約7分……こう聞いて、どんな場所を思い浮かべるだろうか?東京の中心部にこんなに近いのに、気楽にのんびり働く環境が手に入るのが、この木場のオフィス。
なんとなく、本当になんとなくだけど海の気配も感じつつ働ける、そう思うと少しワクワクもする。都心はコンクリートジャングルなんて一昔前に言われていたけれど、例えば窓から川が見えるとか海が見えるとか、緑が見えるとか、コンクリートのカタマリではないものがあるだけで気分が変わるのは、必然なのかもしれない。
そんな“ちょっと”テンションの上がる場所。
室内は、シンプルイズベスト。スケルトン仕上げの床と天井に、白い壁。必要最低限のデザインで仕上げた空間は、飽きがなく長く付き合えるだろう。最終的にどんな雰囲気にするかはアイデア次第。でも好きな音楽だけはどうしてもかけたい。街の雰囲気でちょっと上がったテンションを、働くモチベーションに変えるための魔法とも言うべきだろうか。
こんな風に、リノベーション独特のシンプルな空間を自分なりに楽しんでほしい物件だ。
EDITOR’S EYE
木場公園に行けば、ひょっとして東京スカイツリーも望めるかもしれない。渋谷や新宿で働いていては得られないものが、ここでは働き方に良い影響を与えてくれそうだ。