>>LOCATION
渋谷と代官山のちょうど真ん中あたり、鴬谷町。ビジネスの活気と落ち着いた住宅街の雰囲気がちょうど良く混ざり合うこの中継地点は、メインエリアにも好アクセスながら、居心地の良い穏やかな空気が流れる場所。そんな住宅街の一角で、男心をくすぐるポイントを抑え、一度は住んでみたいと憧れてしまう空間を見つけた。
>>SPACE
白基調の外観と玄関脇のウッドデッキからは明るく健やかな印象を受けながらも、室内はまさに正反対のこれぞ男の部屋といった印象となっていた。深い灰色で塗装されたモルタルを基調としたこの部屋の間取りは1SLDK。まとまった面積を持つリビングに空間の印象を引き締めているスタイリッシュな面持ちのカウンターキッチン。空間の左手の寝室と納戸では、モルタルから絨毯に切り替わった床面を小上がりに仕上げることで空間のONとOFFを切り分けているようだ。空間全体の雰囲気は大きな曇りガラスを通って柔らかく演出された陽光のせいか、なんだか少し霞みがかったような深みのある空気感を作り出している。この部屋を訪れた方はきっと、仕事とプライベートも切り分けながらもすぐにスイッチを入れ替えることができる、そんなデキる大人が過ごす部屋といったイメージが浮かんでくるのではないだろうか。
>>WORKSTYLE
室内に入った第一印象はまさに住居。といったところだが、オフィスとしての視点から見てみると、意外にも働きやすさを感じることができる。広いリビングをメインの執務室として、ガラスで区切られた寝室は会議スペース、納戸はリラックスできる休憩スペースと考えれば、間取りをうまく活用することができるだろう。住み心地の良さを感じらせるこの空間では、少人数で仲良く働いてみるのがちょうどいいかもしれない。時にはキッチンのカウンターで和やかに過ごしたり、エントランスのテラスでリフレッシュしてみたり、常に近い距離感で働くことができるため、チームワークもより深まるに違いないだろう。そんな心地の良い関わりを感じながら、流行の発信地”渋谷”・研ぎ澄まされた感性の”代官山“のちょうど中間のポジションという、その絶妙な位置どりをも楽しんで働いてみてはいかがだろうか。
EDITOR'S EYE
場所も渋谷と代官山のちょうど中間地点。ビジネスの拠点と流行の最先端を併せて感じることができるこの立地は、感度とスピード感が必要なスタートアップの企業にとっても最適な立地ととれるのではないだろうか。