西五反田オフィス・店舗|路面区画 メゾネット空間
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五反田駅を降り、桜田通りをTOC方面に真っ直ぐに進む。山手通りと交わる交差点周辺のカフェや飲食店は、このエリアの絶対的存在でもあるTOCで働く人や、新鋭のIT企業が増えたこともあるのだろうか、若くカジュアルなビジネスマンを中心に賑わっている。そんな風景を横目にさらにTOCの方向に進んで行くと、低層部分をルーバーで覆った他とは一味違う雰囲気のこの建物が現れる。TOCビルは数件隣。通勤、イベントへの参加など足繁く通う人は途絶えず、駅からの距離は少々ありながらも人の絶えない場所だ。
今回募集しているのは、上層階が居住用のマンションとなっている建物の1F・2Fのメゾネット区画。通り沿いに開口部を構えた1Fは、視認性も高く、魅せる空間としてポテンシャル十分なので、店舗・ショールーム・ギャラリーと利用用途は様々に想像できる。人目につく華やかな1Fとは変わって、ウッドルーバーで覆われ、外からは秘めた存在となっている2Fは、1Fよりも倍以上広く、現在2つの空間に分かれているが、入居時にはこのまま壁を残して活用することも、壊して1つの広い空間にすることも相談可能。1F、2Fとセキュリティラインを分けて、きっちり働けるスペースを確保できるのも有難い。
物件は、軽飲食も相談可能と利用用途の幅が広いことを活かし、1Fに会社の受付も兼ねたカフェやコーヒースタンドを併設した空間にしてみてはどうだろうか。近くで働くビジネスマンやTOCに向かう買い物客だけでなく、ここで働くスタッフもホッと一息つける場として活躍してくれそうだ。訪れる人の目印にもなり、待ち合わせ場所にもなるオフィス。夜はBAR営業もできれば、色気たっぷりなオフィスにもなる。「ちょっとうちのオフィスに飲みに来ない?」取引先にそんな誘い文句も気軽に言える面白さもたまらない。バーテンダーは、時折人を変え、今日は“誰々さん”がバーテンダーの日。そんなコミュニティー性のある場と成長させれば、オフィス自体が求心力を持ち、これまでにないつながりや、楽しい働き方が実現できることだろう。路面に顔を持つ物件は、普通のオフィスではできない働き方にチャレンジしてみていただきたい。
テキパキと仕事を終わりにし、一足先に、、と帰宅ではなく、1Fに移る。そんな働き方ができたら素敵だ。
EDITOR’S EYE
現状は前テナントの造作がそのまま残っている状態だが、次の入居者の希望に応じて、引き渡し状況は相談可能との事。自分好みに手を加えて、自信を持って勝負できる空間に仕上げていただきたい。