西麻布オフィス|専用階段あり隠れ家的メゾネット区画
EDIT
>>LOCATION
乃木坂駅の国立新美術館側の出口を出て、西麻布の交差点を目指して歩いて行くと、公園の緑やランチ営業の飲食店が目に入ってくる。夜とは全く別の顔を持つ日中の西麻布は、意外にものんびりとした印象を受ける。青山公園を通り過ぎ、六本木通りに出るまでの辺りは、実はオフィス街になっており、ワークタイムを過ごす人が比較的忙しく出入りしている。そんなエリアにこの建物は建っていた。
>>SPACE
7階建ての2階、3階部分のメゾネットタイプの空間が今回の募集区画。共用のエントランスとは別に、この区画だけの専用のエントランスが用意されているところがいい。室内に入ると、雑多な雰囲気の空間が広がるが、ここは思い切った改修を施す事を前提として考えて頂ければと思う。間取りは階段をセンターに左右に1フロアずつというベーシックなもので、使いづらくはないはずだ。ただ、階段にも歪みが出ているので、根本的な空間のデザインからやり込んでみるという心意気も必要かもしれない。設備としてのスペックはどうしても落ち気味ではあるが、窓からチラチラと緑や六本木ヒルズが見えたり、騒音が少なく静かであったりと、環境に関してのポテンシャルはなかなか高いと思う。後は、入居者がどれだけ自分の快適さをこの空間に盛り込めるか、であるような気がした。
>>HOW TO USE
このエリアのこの広さの物件にしては、賃料帯もお手頃で、空間のポテンシャルもばっちり。オフィスを構える場所として、西麻布メインで探す方は少ないかもしれないが、この物件のトータルバランスを考えると、「あえて西麻布」という選択肢をとることも悪くないだろう。昼は穏やかで働きやすく、夕方から取引先とのMTGをオフィスで行い、そのまま流れるように街に繰り出す。どこに拠点を置くべきかというのを、エリアのイメージにとらわれる事なく考えてみたら、意外とこの物件に答えをみつけられるかもしれない。
EDITOR’S EYE
周囲にランチをとる所や、コンビニもきちんとあり、乃木坂駅の他、六本木駅へもアクセスが良い。潜在的に目にする位置ではないが、わかりづらい場所でもないので、一度行けばすぐにわかる。物件としての華やかさはないが、そういった、働く時に何気なく必要なものというのは、整っている物件だと感じる。