表参道オフィス|ステータス感感じる好立地1棟ビル
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>>LOCATION
表参道駅から青学方面へ進む。表参道駅近くの青山通り沿いは、交通量も多く、時間を問わずたくさんの人が行き交う。通り沿いを彩る様々な店舗と企業の広告やディスプレイは、賑やかさとその時々の季節感をより一層感じられる面白さがある。この建物は、そんな青山通り沿い、骨董通りを超えてすぐの場所にある。青学を目の前にして立っているため、駅近でありながら抜けた眺望を望めるなかなか良い立地にあった。
>>SPACE
隣の建物とギュッと肩を寄せ合う様にして立っている間口細めの1棟ビル。B1Fから5Fまでの6フロアからなる建物は、道路面からの細めな印象とは裏腹に合計で100坪超の面積を確保している。ワンフロアが18坪ほどとコンパクトではあるが、その分どのフロアも天井高約3mと、縦に伸びた天井高めの空間になっていた。室内はコンクリートの床に白い壁というスッキリとした印象の良い空間。最上階の5Fだけはタイルカーペットのオフィス仕様で、打合せにも利用できる小部屋も備わっているため、使い勝手としても悪くなさそうに感じた。前面の青山通りに向けてはほぼガラス張りで、さらに、3F-4Fの窓面は吹抜けとなっていてちょっとした開放感も感じられる。
青山通り沿いに立つ他の建物に負けず劣らず、この建物も少し室内を装飾するくらいでも通りを行く人々を気にならせることができそうな空間だと思えた。
>>HOW TO USE
ワンフロアの面積はコンパクトではあるが、1棟では100坪を超える面積を確保できるこの建物。部署がいくつか分かれていたり、オフィスだけでなく、店舗やショールームなど併設したい企業としては、複合的な自社ビルとして利用しやすいかもしれない。そんな建物ではあるが、何よりもこの立地を活かさない手はないだろう。毎日何百、何千という人や車が通行する青山通り沿い。そこに拠点を構えるだけで、店舗であっても、会社であっても名前や存在を打ち出すにはうってつけとは言えないだろうか。スマホが普及し、日々目にすることが多くなった画面上の広告とは異なり、訪れた場所で見た景色や体験を伴い見たモノは記憶にも残りやすいだろう。この物件では、オフィスや店舗を構えながら、そんな記憶に残る広告塔的な利用も可能なのだ。この立地と建物を活かし、表参道というエリアで目を惹き、人の記憶にしっかりと残る存在になるのを狙ってみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
以前入居していた企業も店舗、ショールーム、レセプションスペース、オフィス、会議室とフロアごとの役割を分けて利用していたそうだ。目を惹くコーポレートカラーを利用した室内も通りから印象的だった。次の入居者も、それを塗り替える様なインパクトある使い方を検討してみてほしい。